マイナ保険証って何がわかる?

マイナ保険証って資格を「確認する」以外にもいろんな情報が載ってるの知ってた??!
ここではマイナ保険証を徹底解剖していくよ!
マイナ保険証でわかる項目
基本的な個人の情報
・氏名
・性別
・生年月日
・住所
など、個人に関する情報が反映されている!
ここでは住民票に登録されている住所が反映されているよ
学生さんとかは、実家から住民票を移さず引越ししてる場合がよくあるから、マイナ保険証の「住所」は参考程度にとどめておこう!
しっかり、現住所がどこか確認しておく必要があるよ

それと、結構漢字が出てこない。
髙橋の「髙」すら出てこない(笑)
名前って結構、昔の字体使われている方いるじゃん?
すぐ「▪️」になる。
外国の方も、読み方場所によって違う登録になってたりするじゃん?
確実に「有効」な保険証にならないんだなぁ…

意外と改善点はありそうよね。
ここでひとくちメモ
どの病院でも、初診の人には「問診票」を書いてもらうんだけど、住所とか電話番号とかも書いてもらうよね

マイナ保険証で確認できるのに、いちいちまだ書かせるなんてマイナ保険証の意味は?
って苦言を呈していた人もいるって聞いたよ
マイナ保険証って万能じゃないから、難しいところよねぇ…
資格情報
・保険者番号
・記号、番号、枝番
・資格取得年月日
・交付年月日
・有効期限
・患者区分(保険者や、割合負担など)
が、記載されているよ!
マイナ保険証に切り替わって一瞬で保険証が「有効」か「無効」かわかるから、
すごく便利になったと、はにわは思ってる

いちいち、保険証の確認の電話を入れなくて済むからね
保険切り替えは原則本人の手続きなしに、自動で切り替わるよ!
高額療養費制度情報
区分などの限度額に関する情報が出てくる!
今までは、医療費が高くなってしまいそうな人は「高額療養費制度」を利用して、医療費を限度額以上にならないように手続きをしていたんだ
でも、マイナ保険証になったことでその手間がなくなった!
本人が情報提供に「同意」すると手続きしなくても適用されちゃう!
(つまり、限度額適用区分が病院側で確認できるってこと)
これは、患者さんにとって手間が省けてありがたいよね!(タイパよ、タイパ。)
ちなみに、限度額についてはこちらの記事を参考にしてね
お薬情報
レセプトからのデータを3年間閲覧可能!
どんな薬がいつ処方されたか、わかるようになってる
薬局の方に聞いたけど、
病院を転々として同じ薬を処方してもらうケースとかが今まで結構あったみたい。(睡眠薬とかね)
お薬手帳を出してくれる人なら「別の病院でも処方してあるから」って止めることができるんだけど、
そういう人はまぁお薬手帳持参しないよね。
そこで、マイナ保険証だと処方された内容が一目瞭然だから、そういった二重投与を防げるって言ってたよ。

ひとくちメモ
このお薬情報は基本「院外処方」のデータのみ!
院内処方のデータも徐々に反映されているみたいではあるけど、まだまだ反映不足みたい。
今後に期待!
特定健診情報
知ってた?
特定健診の内容も、マイナ保険証でアクセスできちゃうんだよ??
年1回、皆様に受診義務(または受診努力)がある「特定健診」
この情報も、マイナ保険証で確認できる
この情報は「任意」のため保険者によっては登録されていないところもあるけど、はにわの保険者はしっかり登録されておりました。
…まぁ、何か救急な事態があって、すぐその人の血液検査データとか確認したい場合に役立つんですかねぇ…??
5年間分閲覧&保存可能!

資格確認書との違い
マイナ保険証に移行してからは「保険証」の発行は停止。
その後は「資格確認書」が発行されているよ
原則資格確認書が送られてくる人は、
・マイナンバーカードを取得していない人
・マイナンバーカードはあるけど、健康保険証利用してない人
・高齢や障害等でマイナ保険証の利用が困難な人
と、なってはいるけど、
マイナ保険証になったばっかりの今、結構「資格確認書」が発行されているみたい
(受付でよく提示してくる)

資格確認書の用紙は様々。
前の保険証とそっくりのもの持ってくる人もいれば、
A4用紙に印刷されているものを持ってくる人もいるし、
ハガキサイズのものを持ってくる人もいた。
んで!これは書籍からの情報だけど
「資格確認のお知らせ」ってやつもあるらしい!
マイナ保険証を利用できない人は「資格確認書」だけど、
マイナ保険証を利用できてる人に送られるものが「資格確認のお知らせ」
負担割合が変わった時や、新しく保険証に変わった時に発行されるやつらしい

ややこし!!!!!
なんにせよ、
「資格確認」の文言と「有効期限」を確認できれば、資格があるって思ってて良さそうね
注意点
ここからはマイナ保険証を扱うにあたって注意点や豆知識をいくつかお話ししよう!
公費情報は注意が必要
・高額療養費制度の「限度額」の情報
・前期高齢受給者証の情報
上記以外の「受給者証」はほとんど反映されていないぞ!!
(福祉受給者証なんて特に)
よく、学生さんや子どもが持ってくる「福祉受給者証」
(医療費がタダになる、あれね)
あの情報も、まだマイナ保険証には反映されていない。
今後、反映されていくんだろうけど、今はまだ受付で提示してもらう必要がある。

患者さんはそれを知らずにマイナ保険証だけ出してくる場合もあるから、年齢を確認して提示してもらってね。
資格無効になる時は?
なんでか、わからないけどマイナ保険証が「無効」になる場合ない?
そんな時、どんな対応をしたらいいのかここで一例を紹介するよ
「マイナ保険証」無効の場合
まずは、患者さんに無効になっている旨お伝えしてから…
・資格確認書があれば見せてもらう
・手持ちで確認できなければとりあえず10割もらう(後日返金)
・マイナポータルサイト(スマホアプリ)にログインして、資格情報を見せてもらう
・国民健康保険加入者なら、直接自治体に確認をとる

こんな感じではにわの病院は対応しているよ
うちの病院では、一回電話線が抜けて(笑)
マイナ保険証のPCやインターネットや電話が全て繋がらなくなった時があったよ…
その時はね、もう諦めました…
数時間後復旧して確認取れたけど。
こういう時は、やっぱり現物の保険証の方がありがたいって思ったよ(なんの話)
今では、こんなに進んでるって知ってた?
今はマイナンバーカードを、スマホの中で使えるって知ってた?
すなわち、マイナ保険証もスマホで確認できちゃうわけ。
これは2025年9月から試験的に行ってるみたいなんだけど、マイナ保険証を読み取るリーダーにある機械をつけて、スマホ決済みたいにかざすだけで病院のPCに反映される!

はにわの病院にはその機械を置いてないから、使えないんだけどね。
進んでるよね〜
マイナ保険証の使用率によって、点数が取れる
DX加算って聞いたことある?
マイナ保険証の利用率によって、初再診料に加算が上乗せできるよ!
この点数も、利用率によって異なっていて、
2025年の段階だと
| 利用率 | 点数 | 備考 |
| 60%以上 | 12点 | 電子処方箋導入済み |
| 40%以上 | 11点 | 〃 |
| 25%以上 | 10点 | 〃 |
| 60%以上 | 10点 | 電子処方箋未導入 |
| 40%以上 | 9点 | 〃 |
| 25%以上 | 8点 | 〃 |
って感じ。
電子処方箋を発行してる病院と、導入していない病院でも点数が変わってくるよ
何回か利用率や点数が変わってるから、今後も変わっていくと思われるよ
毎月、あなたの先輩方がチェックして、レセコンに反映させている!!

自分の病院のマイナ保険証利用率の確認方法は
このサイトから行うよ
医療機関等向け総合ポータルサイト
ここで病院のIDでログインしていく!
マイナンバーカードってこんなイメージ
マイナンバーって、1つのカードにいろんな情報が入ってて怖い…って感じるよね
落としたらどーーーなるのーーーーーー!?@#&t@rl
って思っていたんだけどね、
調べたらどうやら
確かに、12桁の個人番号が記載されているけど、
直接的に税金や年金、病歴などはわからないようになってるみたい
医療機関のデータシステムにアクセスすれば、病歴や健診結果が見れる
行政機関のデータシステムにアクセスすれば、年金や、税金が見れる
そんなこんなで
個人とデータを紐付ける「鍵」の役割を持っているのが、マイナンバーカード。

だから、そのカードを落としたからって、
そのデータベースにアクセスしないとわからないみたい。
マイナ保険証は医療機関のデータを見るためのものってことだね。
でも、まあ、落としたらやばそうだよね(笑)

