抗原と抗体の違いを解説!

抗原検査と抗体検査ってあるけど、何が違うんだ!!??
これを知っていると、先生が何を考えてこの検査をしているのかが…わかる!
(医療事務員が、ちょっと恐れ多いこと言いました。)
抗原検査とは?
何を調べてる?
『今現在』ウイルスたちが存在しているかチェックするのが抗原検査!
ウイルスのタンパク質(抗原)を検出し、免疫反応を起こす前の段階で感染を判断する!
これにより、現在感染しているかどうかがわかる!

感染の早期発見ができるってわけ
体の仕組みは?
体内にウイルスや細菌の抗原(タンパク質)があって『発病』したら病気になる!
まずは、体の仕組みからみていこう↓

抗原検査だとココを調べてる↓

調べ方は?
- 鼻咽頭ぬぐい液検査
- 唾液
- 血液検査
など
迅速に感染の確認をすることに適している!
どんな検査の例がある?
・インフルエンザ抗原検査
・新型コロナウイルス抗原定性検査
・B型肝炎抗原検査 など
抗体検査とは?
何を調べてる?
感染やワクチン接種で作られた抗体を血液から検出して、免疫ができたかを確認している
つまり、体がそのウイルスなどを覚えているかチェックする検査が抗体検査!

要するに免疫を獲得できているか、がわかるのさ!
体の仕組みは?
ウイルスや細菌に感染した後、抗体ができて免疫がつく


昔打ったワクチンがまだ効いてるかチェックするのも、この抗体検査だね
調べ方は?
・血液を採取
ELISA方やCLIA法など調べ方に種類があるよ
どんな検査の例がある?
風疹抗体検査
麻疹抗体検査
C型肝炎の検査 など
とまあ、こんな感じ!
大きな違いは
『何を調べているのか』
『いつの感染を知るのか』
ってところだね!

これで検査の時も、どんなことを疑われているのかな?なんて仕事に理解が深まるかも!

